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大阪屋@山口県宇部市 ☆☆ [山口県宇部市]

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店外

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メニュー

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ラーメン

山口県には“宇部ラーメン”というジャンルのラーメンがあります。
久留米ラーメンに似た濃厚スープに腰の弱い柔麺で、宇部市や山陽小野田市に多くのお店があります。
その“宇部ラーメン”のルーツで辿り着くお店は、宇部市中央町にあった「三久@宇部」です。
今はございません。
以下、私が聴いている話しです。
「三久@宇部」は初代「大阪屋」の娘婿、二代目の義理の兄弟(姉の夫)、 現三代目の伯父にあたります。
久留米のとある店に修行に入り、ノウハウを得て宇部で独立したそうです。
「大阪屋」の親戚筋はみなさんラーメン店を営んでらっしゃるようです。
二代目のご兄弟のうち、
お姉さまが「三久」、
弟さまが「小羽山大阪屋@宇部」、
妹さまが「毘沙門@周南」のおばさまでございます。
「三平@宇部」は、「三久@宇部」で手伝いした人が独立した流れ。
「三平@山陽小野田」は、「大阪屋」で働いていていた人がご主人さまと始められた 。
「一久@宇部」は、現在の「大阪屋」で修行をしていた方が、独立して久留米へ赴き、そこで修行をした後に創業した説と、「三平@宇部」で修行をしていて、経営方針に疑問を感じ「大阪屋」を経て独立した説とがあります。
「三久@小郡」の大将の弟さんも、「三久@宇部」時代に同僚だったそうです。
あくまでも“説”です。
そんな感じで、“宇部ラーメン”のルーツを辿れば「三久@宇部」に着きます。
その「三久@宇部」の直系と言われ、現存する唯一のお店が「大阪屋」です。
新天町のアーケード街にあります。
さてラーメン、スープは“宇部ラーメン”の基本でこってりしています。
しかし、あくまでも宇部ラーメンの範囲でです。
麺は地元の木嶋製麺です。
ポキポキ感とは無縁ですが、やはり“宇部ラーメン”にはこの麺が似合うようです。
私は好きではありません。
後、店内をもう少しきれいにされた方がいいと思います。
そうすれば、“宇部ラーメン”ルーツの現存するお店として、観光客やラオタの方々等で賑わうこと間違いなしです。

とにもかくにも“宇部ラーメン”の王者の風格が漂うラーメンです。

住所:山口県宇部市新天町一丁目3-10(Yahoo!地図
電話:0836-34-5551
営業時間:午前11時~午後3時、午後5時~午後11時
定休日:月曜
ラーメン:500円
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