SSブログ

大阪屋@山口県下関市 ☆☆☆ [山口県下関市]

2013_02_11_01.JPG
店外

2013_02_11_02.JPG
メニュー

2013_02_11_03.JPG
支那そば

下関駅西口正面に“まるは通り”という山口県内で唯一のソープ街があります。
10軒ぐらいあるでしょうか、呼び込みのお兄さんが立ってらっしゃいます。
その通りの中に老舗の「大阪屋」がポツンとあります。
建物は遊郭を思わせる雰囲気で、この通りの風景に意外と馴染んでいます。
ここまで来るとオーラを感じます。
堂々としています。
ちなみにこの建物は遊郭ではなく、「大阪屋」が商売をするために建てたものです。
保守右翼の私はこうした雰囲気が好きです。
久し振りの訪問です。
女将と女将の息子さま(=三代目)がいらっしゃいました。
女将の旦那さまである大将(=二代目)は二年前に他界されたそうです(驚)。
そもそも「大阪屋」は、二代目のお父さま(=初代)が、同市細江町で支那そば屋を始められたのがルーツです。
終戦後、現在の場所にお店を建て替えられました。
さて、支那そばを硬麺でお願いしました。
ご承知の方も多々いらっしゃると思いますが、故松田優作がここのちゃんぽんを愛していたそうです。
よってちゃんぽんが有名ですが、私はデフォの支那そばです。
その支那そば、醤油ベースでカツオの香りがふわふわっとします。
ひい、ふう、みい、よお…、指を折った女将によると、四種類のカツオだしをブレンドしているそうです。
ちなみにイリコはなし。
このスープは凄いです(驚)。
香りはふわふわっですが、味はガツンと来ます。
本当にこれは凄いです(驚)。
中太麺もこの支那そばに合っています。
「ちゃんぽんが有名で注文される方も多いです。しかしちゃんぽんはもやしが入るので、スープの味をということであれば支那そばの方がいいです」と女将がおしゃっていました。
量は少なめです。
やはり人間、特に商売に携わる者は愛想が大事だと改めて感じました。
女将の人柄も支那そばのスープに出ています。
味ももちろんですが心においしいです。
ところで、暖かくなったら日曜日も営業をしようとおしゃっていました。
週に一日はきちんと休んで、健康に気を付けて長く営業を続けて欲しいと伝えましたが、日曜日に来られるならば電話をして下さいとのことでした。

魚介ダシの山口場所、東の横綱が周防大島町の「たちばなや」であれば、西の横綱は下関市の「大阪屋」で間違いありません。

住所:山口県下関市竹崎町三丁目13-2(Yahoo!地図
電話:083-222-7993
営業時間:午前11時~午後3時
定休日:日曜
支那そば:480円
nice!(0)  コメント(0)