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めん処 大津家@下関市 ☆☆☆ [山口県下関市]

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店外

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メニュー

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豚骨らーめん

情熱の篭ったラーメンに久し振りに出会いました。
「めん処 大津家」の“豚骨らーめん”です。
金沢市からブラックスープを引っ提げて、平成25年7月に新規オープンをされました。
私はその年の11月に初めてお伺いをしました。
その時、大将が豚骨ラーメンを模索中であるとおっしゃっていました。
“ブラック”も美味しかったのですが、試行錯誤の話しをされている大将の表情の方が印象に残りました。
その豚骨ラーメン、しばらくをして提供を始められたようで、インターネット上で知りました。
気になっていたので、妻と再訪問をしました。
「めん処 大津家」の開店は午前11時半です。
10分前に到着をしました。
店の前で待っていると、5分前に暖簾が出て来ました。
5分前行動です。
さすがに日本人です。
同時に入店をすると、大将はカウンターの奥の神棚に一礼をされます。
ご遺族の写真が掲げてあります。
やはり日本人です。
目的の“豚骨らーめん”を硬麺で注文をしました。
私も日本人なので、当然「いただきます」の合掌です。
「いただきます」には、食材の命を戴きますという意味があります。
豚骨らーめんには豚の命が宿っています。
「いただきます」、「ごちそうさま」をする日本人が少なくなりました。
神殿での、二礼、二拍手、一礼を知らない日本人も多いです。
その“豚骨らーめん”、醤油を少し感じる濃厚スープです。
厚みがあります。
醤油豚骨ではありません。
呼び戻しでは無いと思います。
雰囲気は久留米ラーメンでしょうか。
麺は中細で、腰が長続きをします。
メニューに「中太麺・細麺 選べます」と表示をしてありますが、“豚骨らーめん”は細麺だけです。
「何とか提供を出来るラーメンに仕上がりましたが」と大将はご謙遜をされますが、これで何とかであれば、お天道様に背を向けられないラーメン店も多いのではと思います。
情熱を感じる良いラーメンです。
ブラックをベースにした大将の目指す豚骨ラーメンは面白いです。
山口県ではそう見掛けません。
萩市の「はた満」と下関市の「らー麺 實」とを足してニで割って、岩国市の「らーめん 両さん.」の√(ルート)を掛けた様なラーメンです。
まだまだ発展途上でしょうが、山口県ではそうそう見掛けません。
これからに期待をします。
応援もします。
そして何よりも、大将の愛想と姿勢が素晴らしいです。

駐車場の確保も出来た「めん処 大津家」の“豚骨らーめん”に、改めて色々と学びました。

住所:山口県下関市生野町二丁目30-9(Yahoo!地図
電話:083-252-7665
営業時間:午前11時半~午後2時半、午後5時半~午後9時
定休日:月曜
豚骨らーめん:600円u￿
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