SSブログ

ラーメン はまや@山口県宇部市 ☆☆ [山口県宇部市]

2015_11_28_01.JPG
店外

2015_11_28_02.JPG
メニュー

2015_11_28_03.JPG
しょうゆラーメン

2015_11_28_04.JPG
みそラーメン

久し振りに「ラーメン はまや」に妻とお伺いしました。
未食のしょうゆラーメンとみそラーメンが目的です。
同店のデフォルトのラーメンは、醤油感を感じる濃い豚骨です。
そうした宇部ラーメンのお店が提供される、しょうゆラーメンとみそラーメンが気になっていました。
昭和48年創業の老舗店です。
店内も貫禄があります。
羽釜です。
高齢の大将と女将さん、お元気で安心しました。
相変わらずの白い割烹着で、お二方の仕事に対する姿勢を感じます。
女将さんの赤い口紅もそうです。
戦闘服です。
頭が下がります。
まずはしょうゆラーメン。
醤油感は強くなく、ラードが効いています。
豚骨王国、宇部ラーメンの老舗店が作るしょうゆラーメンと言った仕上がりです。
なるほど、こう来ましたか。
麺はストレートの中細で、大将の話しをお伺いしている間に腰が弱くなってしまいました。
続いてみそラーメン。
こちらもみそ感は強くなく、ラードが効いています。
麺はしょうゆラーメンと同じです。
豚骨王国、宇部ラーメンの老舗店が作るみそラーメンと言った仕上がりです。
大将もおっしゃっているように「ラーメン はまや」は豚骨ラーメンがベースのお店です。
よって、しょうゆラーメンやみそラーメンはそこから脱却できません。
一方、周南市の「ラーメン大将」や下関市の「喫茶Live」は、豚骨ラーメンと同時に醤油や味噌のそれを提供されます。
そしてそれぞれのラーメンは、それぞれに個性があります。
大将の年代の違いです。
頑固と柔軟と言ってしまえばそれまでです。
どちらも良いです。
だからラーメンは面白いです。
「ラーメン はまや」のしょうゆラーメンとみそラーメンのインパクトは弱いです。
しかし、同店を知っていただければその味は変わります。
ちなみに、防腐剤や化学調味料等は使われていらっしゃらないそうです。

42年も続けていらっしゃる大将と女将さんのラーメンが、美味しくないはずはありません。

住所:山口県宇部市際波鍋倉1397-4(Yahoo!地図
電話:0836-41-3370
営業時間:午後11時~
定休日:
メニュー:しょうゆラーメン(480円)、みそラーメン(600円)
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

美登里屋@山口県周南市 ☆☆ [山口県周南市]

2015_11_27_01.JPG
店外

2015_11_27_02.JPG
メニュー

2015_11_27_03.JPG
とんこつラーメン

2015_11_27_04.JPG
しょうゆラーメン

オスカル池田さんが、ご自身の当時のブログ(食べログに一部掲載)で、「徳山出身のオスカル母曰く『一番古いんじゃないの?』」と書かれていました。
気になっていました。
その「美登里屋(みどりや)」に妻とお伺いしました。
JR徳山駅前の商店街にあり、その中でも“一丁目一番地”にあります。
近くには「まつき食堂」や「加寿之屋(かずのや)食堂」もあり、食堂系のラーメンが集まっています。
店の前には、「中華そば」の赤いタペストリーが掲げてあります。
老舗らしくない違和感を感じましたが、中華そばに対する自信の表れだと前向きに捕らえます。
店内はハイカラで、品が漂います。
そして昭和の空気で一杯です。
良いことです。
素晴らしい。
とんこつラーメンとしょうゆラーメンを硬麺で注文しました。
タペストリーに記してある「中華そば」ではありませんでした。
ラーメンです。
そう言えば、とんこつ中華そば、しょうゆ中華そばの表記を見たことがありません。
中華そば=醤油ラーメン、もしくは醤油豚骨ラーメン、と言った印象があります。
とんこつラーメンと言った表記は、「美登里屋」が豚骨ラーメンの方に重きを置いた結果だと洞察します。
見渡すと、お客さんのほとんどがラーメンを食べていらっしゃいます。
これもまた良いことです。
まずはとんこつラーメン、非常にあっさりしています。
鶏がらラーメンの様な雰囲気です。
しかし、しっかりしています。
薄っぺらさはありません。
麺は中細で腰は弱いです。
続いてしょうゆラーメン、こちらも非常にあっさりしています。
徳山醤油ラーメンのバチバチ感はありません。
こちらも鶏がらやや醤油ラーメンの様な雰囲気です。
麺はとんこつラーメンと同じです。
しかし、こちらもしっかりしています。
どちらも優しいラーメンですが、何度も繰り返す様にしっかりしています。
濃い味付けの多い中、この優しさ(薄さではありません)はほっとします。
また店内には、「豚骨ラーメン こだわりのゲンコツ100%スープ」の張り紙があります。
やはり、とんこつラーメンの方に重きを置いています。
多分。

どちらも、「一番古いんじゃないの?」の期待を裏切らない、優しい良いラーメンでした。

住所:山口県周南市銀座1-18(Yahoo!地図
電話:0834-21-1021
営業時間:午後11時~午後8時
定休日:
メニュー:とんこつラーメン(650円)、しょうゆラーメン(650円)
nice!(5)  コメント(4) 
共通テーマ:グルメ・料理

ラーメン 橘@山口県下関市 ☆☆ [山口県下関市]

2015_11_22_01.JPG
店外

2015_11_22_02.JPG
メニュー

2015_11_22_03.JPG
ラーメン

実は下関市のラーメンが賑やかです。
前にも書きましたが、新規開店をされた「らーめん ぶたご家」、「らー麺 實」、そして「ばか馬」の三店は、新下関ラーメン?としての文化を形成しつつあると思います。
今風です。
カフェで言うとスタバの様です。
そうなると、「ラーメン 橘」は純喫茶です。
保守右翼の私は、純喫茶の方が落ち着きます。
お伺いしました。
「駐車場は、実は一台分あります」。
大将がおっしゃるように、道路を挟んだ真向かいに一台分が用意されています。
店内はカウンター席のみで狭いです。
しかし、イニシエ系の夜ラーメンをいただくには最高のシチュエーションです。
私はこうした雰囲気が好きです。
ラーメンを硬麺で注文しました。
大将がおっしゃるには、あっさりに仕上げているそうですが、決してあっさりではありません。
しかし、こってりではありません。
こっさりでしょうか。
醤油豚骨です。
ワカメが入っているせいもあり、塩辛さが強いです。
そんな話しを大将としていると、若い女性がお一人で入って来られました。
常連でしょうか、メニューを見ずにチャーシューメンを注文されました。
鯔背(いなせ)です。
広辞苑には「粋(いき)で、いさみはだの若者。また、その容姿や気風」と記してあります。
麺は中細のストレートでツルツルしています。
腰は弱いです。
この辺りは下関ラーメン?です。
竹兆」は豊前田(ぶぜんだ)、「海平ラーメン」は唐戸と言った同市の歓楽街に位置するラーメン店です。
辺りもネオンで賑やかです。
しかし、「ラーメン 橘」は歓楽街にありません。
新地と言った夜は静かな場所にあります。
ラーメンをいただくにはとても不便です。
長く支持をされて来たのには理由(わけ)があるはずです。
しかし、今回はその理由を見つけられませんでした。
引き付けられる気持ちは何となく解ります。
何となくです。
特に特徴はありませんが、夜にしっぽりと味わうには良い加減です。
昭和の赤いテントが心の隙間に手招きをしています。
実は、とオチを付けたかったのですが思い浮かびません。
塩辛さが強い普通のラーメンでした。

しかし、この普通が純喫茶ならではでした。

住所:山口県下関市上新地町一丁目3-4(Yahoo!地図
電話:083-232-8143
営業時間:午後5時~午後12時
定休日:火曜
メニュー:ラーメン(550円)
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

味楽@広島県廿日市市 ☆ [広島県廿日市市]

2015_11_14_01.JPG
店外

2015_11_14_02.JPG
メニュー

2015_11_14_03.JPG
ラーメン

国道2号線を通る度に、山陽本線の向こう越しの、赤いテントの「焼肉 ラーメン」の文字が気になっていました。
それは長く気になっていました。
私だけでは無いかも知れません。
焼肉店の「味楽(みらく)」です。
機会があったのでお伺いしました。
平日にも関わらず、店内は地元・カープファンの方で賑わっています。
良いことです。
一見のカープファンである私を、暖かく迎えて下さいました。
店内には、カープが初優勝をした時の写真が掲げてあります。
ラーメンを硬麺で注文しました。
私がお伺いをした日は、焼肉店ではなく居酒屋店でした。
皆様が一日の疲れを癒してらっしゃいました。
「創業をして45年目ですが、こうした皆様のおかげで営業を続けて来れた」
女将は素面(しらふ)で客と付き合います。
接客業は大変です。
ラーメンは大将が作られます。
そのラーメン、当然ですが広島ラーメンです。
同ラーメンにしては、非常にあっさりしています。
決してちょちょいのちょいではありません。
焼肉の締めには、この程度が良いのでしょうか。
その前に、焼肉の締めでラーメンを食べる方はいらっしゃるのでしょうか。
どうでも良いです。
積極的なラーメンではありません。
しかしカープの話しになると、皆様、熱くなられます。
私も熱くなりました。
カープ愛では、そんじゃそこらの広島県民には負けません。
まあ、これもどうでも良いです。

ラーメンはともかく、焼肉とビールをいただきながらカープの話しで飲み明かしたいです。

住所:広島県廿日市市上の浜一丁目4-28(Yahoo!地図
電話:
営業時間:午後5時~
定休日:月曜
メニュー:ラーメン(600円)
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

らーめん ぶたご家@山口県下関市 ☆☆ [山口県下関市]

2015_11_11_01.JPG
店外

2015_11_11_02.JPG
メニュー

2015_11_11_03.JPG
らーめん

去る10月に新規開店をされた下関市の「らーめん ぶたご家」に、妻とお伺いしました。
同市の山の田交差点から少し入った住宅街にあります。
駐車場は建物の裏側に用意されているので、非常にありがたいです。
大将のヤル気、いえ、お客に対する姿勢を感じます。
店内にはティッシュペーパーが置いてあります。
これもありがたいです。
大将のヤル気、いえ、姿勢の表れです。
初めての訪問なので、基本のらーめんを硬麺で注文しました。
店外の張り紙には「醤油豚骨」と書いてありましたが、「豚骨醤油」です。
私には、醤油がやや効いた「濃厚豚骨」です。
麺はストレートで細く、腰が強いです。
博多ラーメンです。
チャーシューも軟らかいです。
近頃の若い者はと良く言いますが、近頃の若い者のラーメンは良いです。
箱根駅伝で言うと青山学院大学の様なラーメンです。
力強さは感じませんが、意識の高さを感じます。
ベクトルしては、「らー麺 實」や「ばか馬」と同じでしょうか。
「らーめん ぶたご家」を含めたこの三店は、新下関ラーメン?として評価をしても良いと思います。
山口県の新しいラーメン文化が芽生えています。
しかし、店内のBGMはうるさいです。
訳の解らない洋楽が大きな音量で流れています。
作る側の心地良さを求めただけで、食べる側のそれをおざなりにしています。
この辺りにラーメンに対する自信の無さを感じます。
お若いので当然です。
私も当時は若かったので解ります。
いずれにせよ、伸び代(のびしろ)の、しかもその長さを感じました。
いつかは塩ラーメンや魚介等もいただいてみたいです。

可能性を感じるラーメン店でした。

住所:山口県下関市稗田南町6-12 蔵本ビル1F(Yahoo!地図
電話:083-254-3255
営業時間:午前11時半~午後2時半、午後6時~午後9時
定休日:火曜
メニュー:らーめん(650円)
nice!(3)  コメント(6) 
共通テーマ:グルメ・料理

どさん子 徳山駅前店@山口県周南市 ☆ [山口県周南市]

2015_11_06_01.JPG
店外

2015_11_06_02.JPG
メニュー

2015_11_06_03.JPG
みそラーメン

2015_11_06_04.JPG
塩ラーメン

周南市の「美登里屋(みどりや)」を目指しましたが、あいにくの臨時休業でした。
よって、近くの「どさん子 徳山駅前店」にお伺いしました。
私が小学生だった昭和50年代は、「どさん子」はあちこちにありました。
山口市もここがそうで、よく連れて行ってもらった記憶があります。
店内は賑やかで、ご高齢の方が多いです。
こうしたチェーン店は安心なのでしょう。
良いことです。
徳山駅前の商店街は寂れています。
しかし、同店の繁盛振りを拝見すると、「長崎ちゃんめん」や「どんどん」と言った地場の店が出店しても行けるのではと思います。
ご高齢の方が安心して入店できる麺店を誘致すれば面白いかもしれません。
せっかくなので、「サンデーサン」も復活させましょう。
周南マダムのおしゃべりの場です。
いっそのこと、そうした山口県内の古今東西の飲食店を商店街に集めましょう。
小さな店でも集まればテーマパークになり、人がまた集まって来ます。
宣伝は地元の山口放送がして下さるので大丈夫です。
徳山駅前はバスも集まるので、ご高齢の方も来易いです。
駅ビルのTUTAYAの図書館はダメです。
駐車場がありません。
お若い方をターゲットにしては、これからの地方創生は無理です。
ピピ510にもご協力を願います。
山口県内の都市力では、旧徳山市が一番です。
みそラーメン(中)と塩ラーメン(中)を注文しました。
まずはみそラーメン。
薄く感じます。
味噌にしては物足りません。
もう少し濃くても良いと思います。
印象が弱いです。
続いて塩ラーメン。
塩風です。
チェーン店が作る塩ラーメンです。
気持ちは解りますが、塩ラーメンではありません。
麺はどちらも中太で、どさん子のそれです。
特別にどうこうではありませんが、特にどうこうでもありません。
ご高齢の方が安心して注文できるラーメンです。
しかし、同店の繁盛の理由は接客姿勢です。
優しくきめ細やかな目配りが、繁盛をしている一番の要因だと思います。
取り留めの無い文章になってしまいました。
失礼を承知で、ラーメンの味よりも接客の姿勢で人が集まっている印象です。
営業マンとしては学ぶべきところが多いです。

寂れた商店街にあるにも関わらず、ご高齢の方で賑わっている同店に、地方創生の可能性を感じました。

住所:山口県周南市銀座一丁目21(Yahoo!地図
電話:0834-21-6780
営業時間:午前11時~午後10時
定休日:日曜
メニュー:みそラーメン(600円)、塩ラーメン(600円)
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

ドライブイン 利休さん@山口県防府市 ☆ [山口県防府市]

2015_11_05_01.JPG
店外

2015_11_05_02.JPG
メニュー

2015_11_05_03.JPG
ラーメン

正統派博多ラーメンは「博多」、濃厚久留米系は「ドルフィン」です。
また、ご当地“宇部ラーメン”の流れを汲んだ「三久ラーメン」もあります。
一方のご当地“下松牛骨ラーメン”も、抜群のそれが喫茶店の「リバー」でいただけます。
醤油ラーメンとなれば「中華そば 今里」が人気を誇っています。
はたまた、「まるにぼ」の煮干ラーメンや、「瀬戸内ラーメン 大島」のあさりラーメンと言ったハイレベルの魚介系もあります。
チェーン店の「筑豊ラーメンセンターばさらか 防府店」は根強い人気ですし、「ラーメンショップ 椿峠店」も王者の風格を漂わせています。
防府市山口県で一番のラーメン激戦区です。
そうした同市で静かなラーメン店があります。
「ドライブイン 利休さん」です。
営業をされてらっしゃるのか、それとも閉店をされたのか。
国道2号線を通る方であれば誰でも気になっていると思います。
私もその一人です。
短い時間で営業をされてらっしゃいます。
基本のラーメンを注文、きちんとしたラーメンが出て来ました。
ご高齢の女将が作られます。
富岡製糸場のようなラーメンです。
あっさり醤油でコクや厚みはありません。
しかし、優しいです。
昨今のオーバーな味付けは、どこ吹く風です。
中細の麺は少し縮れがあり、腰は弱いです。
もやしが入っています。
ご高齢の女将が作る良いラーメンです。
ここからは私の憶測です。
接客をして下さったのは高齢の男性の方です。
親子でしょうか。
体調のご事情があるのかもしれません。
気になります
これまたご当地、吉田松陰が「一年に四季があるように、人生にも四季がある」と言いました。
防府市のラーメンは初夏を迎えた時季で、新店進出の群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)に青々としています。
一方で、「ドライブイン 利休さん」は初冬を迎えた時季かもしれません。
店内は斜陽で、店外の伸び切った大きな木がそれを物語っています。
昔は賑わったのでしょう。
今日のおとずれ何と知るらんです。

暖かく見守りたいです。

住所:山口県防府市大字台道56-6(Yahoo!地図
電話:0835-32-0396
営業時間:正午頃~午後1時頃
定休日:日曜
メニュー:ラーメン(400円)

追記

kuro☆ponさん
先日の「第1回 長州ラーメンFest.」のご成功、おめでとうございます。
来春には第2回もあるようで、応援しております。

ジャパンさんへ
妻へ色々とありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
nice!(3)  コメント(4) 
共通テーマ:グルメ・料理