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萩中華そば 侍@山口県萩市 ☆☆ [山口県萩市]

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外観

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券売機

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中華そば

萩市で仕事です。
そういえば、同市に宿題店がたまっています。
そのひとつが「萩中華そば 侍」です。
店主は山口市の「手打ち中華そば 侍」で修行をされ、萩市に出店されました。
山口市の2号店かと思いきや、そうでもないようです。
江戸時代、萩市は城下町として栄えました。
今でいう県庁所在地です。
屋号が侍で、しかも萩中華となれば気になります。
カーナビで「侍」を検索すると、居酒屋に案内されました。
確認をしていませんでした(汗)。
午前11時半に到着しました。
しかし閉まっています。
「申し訳ございません。開店は少し遅れます」の周知があります。
ラーメンは生き物です。
仕方がありません。
もうひとつの宿題店に行こうかなあと思っていたところ、玄関が開きました。
「申し訳ございません…(汗)」、店主が謝ります。
私としてはまったく申し訳なくありません。
店も都合があります。
私は「お客様は神様です!」と言った三波春夫の罪は大きいと思います。
多くの日本人が勘違いをしました。
サービスを受ける側も与える側も同じ民(たみ)です。
神様は天皇陛下だけです。
中華そばをお願いしました。
お断りをしたのですが、待たせたお詫びとして煮玉子を入れてくださいました(汗)。
スープは煮干しが効いた醤油ベースです。
すっきりしています。
麺は平打ちの中太で縮れています。
いわゆるピロピロ麺です。
山口市の「侍」にくらべ、優しい装(よそお)いです。
店主は介護タクシーの事業を経営されています。
いわゆる二刀流です。
そうした環境の中、高齢者や身体が不自由な人に美味しいラーメンを食べていただきたいという想いが募(つの)り、現在にいたったそうです。
よって、ラーメンもそうした人に向けているそうです。
なるほど。
「店の中もバリアフリーにしてあります」。
店主が熱く語ります。
情熱がなくなった自分の胸に手をあてます(汗)。
私は江戸時代マニアです。
侍といっても色々な人物がいました。
長州藩(=山口県)でいえば、高杉晋作のような暴れん坊もいれば、そうでない人物もいます。
吉田松陰は高杉晋作を「陽頑」と評したのに対し、吉田稔麿を「陰頑」と形容しました。

例えるならば、吉田利麿のようなラーメンでしょうか。

住所:山口県萩市大字椿東3039-6(Googleマップ
電話:0838-21-5801
営業時間:午前11時~午後2時
定休日:水曜、土曜、日曜
メニュー:中華そば(800円)
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夏炉冬扇

萩。数回行きました。
ラーメンは食べなかったなあ。
ここからきている同窓生はいませんでした。
by 夏炉冬扇 (2023-07-29 18:39) 

ソニーファン


萩市に数回、行かれたとは。
山口市にいらっしゃれば当然ですか(笑)。
私はときどき萩市に行きます。
いいところです。
山口市とは吸っている空気が違います…(驚)。
職場のある宇部市とはまったく。
肺のなかに歴史の重みが入り、血管をとおして体内をめぐります。
江戸時代マニアならではの不思議な体感です。
パワースポットとはこうしたことなのかなあ、と思います(笑)。
いつぞや行った、鹿児島市や高知市でも感じました。

ラーメンは「ひまわり軒」という地元に愛された老舗店がありました。
残念ながら閉店されました。
ラーメンはいただきませんでしたか!
by ソニーファン (2023-07-30 07:10) 

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