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やぶれ傘@山口県防府市 ☆☆ [山口県防府市]

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店外

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店外

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メニュー

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らあめん

「やぶれ傘」に妻とお伺いしました。
開業をされて66年になる老舗店で、防府市の“天神”という歓楽街にあります。
酒席でオスカル池田さんに紹介していただき気になっていました。
ようやくの訪問です。
店内は昭和をしています。
まさしくの食事処です。
地元の方と思われる年配の女性客が、世間話しに花を咲かせています。
保守右翼の私の好きな雰囲気です。
高齢の女将、いえ、大女将が注文を取りに来られました。
ラーメンをお願いしました。
硬麺もOKです。
「自家製麺ですか?」と訊ねる私に、「そうなんよ、麺は自宅で作るんよ」と大女将が答えます。
大女将はユーモアのある方です。
お若いです。
醤油ラーメンが出て来ました。
スープの色は濃いく、まるで「スター本店」のようです。
しかし、味は「スター本店」ほど濃いくありません。
濃い口に慣れている私には、薄く感じたぐらいです。
そして、昨今の醤油ラーメンのように脂濃いくありません。
典型的な昭和の醤油ラーメンです。
自家製の麺は、平細です。
ポキポキはしませんが、グニャグニャもしません。
自家製麺の粘りを感じます。
保守右翼の私は、こうしたラーメンが好きです。
ラーメンに対する愛情を感じます。
ところで「やぶれ傘」、昼は食事処で、夜は居酒屋になるそうです。
そして入口も変わります。
食事処と居酒屋は背中合わせになっているので、入口は通りが一本、変わって来ます。
おいしいラーメンは、昼でも夜でもいただけます。

昭和の醤油ラーメンをいただける貴重なお店のひとつです。

住所:山口県防府市天神一丁目3-23(Yahoo!地図
電話:0835-22-1231
営業時間:午前11時半~午後2時、午後9時~午前2時
定休日:月曜
らあめん:550円
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らーめん かっぱ@山口県山陽小野田市 ☆ [山口県山陽小野田市]

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店外

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メニュー

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とんこつラーメン

山陽小野田市の「らーめん かっぱ」にお伺いしました。
厚狭駅の近くにあります。
この辺りは旧厚狭郡山陽町の中心地で、旧国道2号線も通っていたので交通量が多いところでした。
しかし、厚狭バイパスができてからは交通量がめっきり減りました。
私も、「らーめん かっぱ」を目指さなければ通ることはなかったでしょう。
バイパスは時には非情です。
デフォの“とんこつラーメン”を硬麺で注文しました。
あっさり豚骨にツルツルの中細麺で、どこかで食べたラーメンといった印象です。
平日のお昼時で、ガテン系の方々で賑わっています。
いいことです。
厨房が大将、接客が女将、いえいえ、女性従業員の方です。
明るく気持ちのいいお店です。
平成24年3月にオープンをされた「らーめん かっぱ」ですが、大将はその前は、新下関で「ひろし」というお店を20数年されてらっしゃったそうです。
私は「ひろし」を知りません。
店内には、当時の木製の看板が置いてあります。
なるほど、どこかで食べたラーメンは、下関でよく見掛ける“下関ラーメン?”でした。
「らーめん かっぱ」は、マニアが好む強烈な個性はありませんが、万人に好まれるラーメンです。
これが非常に大切です。
厚狭駅周辺のラーメン専門店は、ここしかありません。
よって、お客を選ぶような強烈な個性は必要ありません。
万人に好まれることがもっとも大事です。
いいラーメンにいいお店だと感じました。

厚狭駅周辺でラーメン難民にならないということは、本当にありがたいと思います。

住所:山口県山陽小野田市郡530-6(Yahoo!地図
電話:0836-72-0353
営業時間:午前11時~午後10時
定休日:なし
とんこつラーメン:550円
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とん吉@山口県宇部市 ☆ [山口県宇部市]

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店外

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メニュー

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ラーメン

一度はお伺いせねば、と思いつつも未訪だった宇部市の「とん吉」、kuro☆ponさんのブログに背中を押されて妻とお伺いしました。
「とん吉」は平成7年11月に開店をされたそうで、それまでは同所で肉店をされていたそうです。
その当時、山陽小野田市の「六助」に仕事で出入りをされ、大将にラーメン店の開業を勧められたことがきっかけで現在に至っているそうです。
愛想というか元気のいい女将が出迎えてくださいます。
ラーメンを硬麺で注文しました。
撮影も快諾。
「メニューを撮る人は珍しいね~?お兄さんはラーメン通かね~?」と聞かれたので、「いえいえ、全くのド素人です」と答えました。
そのラーメン、まさしくの“宇部ラーメン”です。
スープ、麺、そしてチャーシューが“宇部ラーメン”の基本を外れていません。
大将が作られるスープは、「一久」に比べてややライトです。
木嶋製麺の麺はいつもの弱腰です。
これも“宇部ラーメン”なので許容範囲です。
宇部市には独特の雰囲気を感じます。
“宇部ラーメン”もそんな宇部市の雰囲気を持ったラーメンです。
そして、こうした個人店で気軽に味わえる環境がいいです。

“宇部ラーメン”という文化を「とん吉」で改めて感じました。

住所:山口県宇部市東藤曲二丁目6-25(Yahoo!地図
電話:0836-33-4408
営業時間:午前11時~午後1時
定休日:日曜
ラーメン:550円

追記

「とん吉」の大将は移動販売をされてらっしゃるそうです。

移動販売日:月、水、金曜
時間:午後8時~午後11時
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山吹@山口県山口市 ☆☆ [山口県山口市]

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店外

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メニュー

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中華そば

山口市の天神通りに「山吹」という“うどん屋”があります。
私の祖父母の家がすぐ近くにあったので、幼少の頃はよくお伺いしていました。
私はうどんしか食べた記憶がないので、「山吹」は“うどん屋”とばかり思っていました。
大きな間違いでした。
“うどん屋”ではありませんでした。
ちなみに箸袋には、「丼もの 生そば 山吹」と書いてあります。
先日、オースケさんから「山吹」に中華そばがあるとの情報をいただきました。
さっそくお伺いしました。
懐かしい思いで引き戸を開け、暖簾をくぐります。
35年前の記憶が蘇ってきます。
大将が注文を取りに来られました。
迷わず中華そばです。
私「硬麺…、つまり、麺を硬くしていただくということはできますか…?」
大将「麺を硬く?麺を茹でる時間が短いほうがいいってことかネ…?」
私「そうです」
大将「いいですよ!」
快諾です。
大将、かなりのご高齢です。
笑顔でお願いを聞いてくださいます。
オイ飯!オイ風呂!の、妻がいなければ自分の下着の場所さえ知らないワガママじじいとは一線を画しています。
さすがの商売人です。
謙虚な姿は美しいです。
私もこのように年を取りたいものです。
さて、中華そばですが、出て来るにはかなりの時間を要しました。
おそらく、大将が全てお一人でされてらっしゃるのではと思います。
その中華そばは醤油ベースのスープです。
なかなかの濃厚で、椎茸の香りが染み込んでいます。
周南市の「スター本店」と宇部市の「いけどん」を足して二で割ったような味です。
本格的です。
もやしもたっぷり入っています。
他にも色々と。
麺はややウェーブがかかり、“そば”といった感じの中細麺です。
おいしいです。
ちょちょいのちょい、ではありません。
こうしたラーメンは、ご高齢の大将だからこそできるのだと思います。
昨今の新規店では、まずはできないでしょう。
“温故知新”、故きを温ねて新しきを知る、以て師と為るべし、です。

「山吹」のラーメンには、大将が歩んで来られた人生がしっかり表現されています。

住所:山口県山口市駅通り二丁目13-9(Yahoo!地図
電話:083-922-1462
営業時間:午前11時~午後5時
定休日:毎月1日、15日
中華そば:550円
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らー麺 實@山口県下関市 ☆☆☆ [山口県下関市]

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店外

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メニュー

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らー麺

下関市の安岡交差店を北上すると「らー麺 實(みのる)」があります。
ちなみにその先には、同市綾羅木から移転をした“王者”「ラーメン 楽」があります。
その昔、同市竹崎町に「いち龍」というラーメン店がありました。
下関市にしては濃厚な豚骨ラーメンだったので、よくお伺いしました。
その「いち龍」は閉店をされましたが、そこで働いていた方がラーメン店をされてらっしゃいます。
「らー麺 實」です。
宿題店のひとつで、ようやくお伺いしました。
ちなみに新下(しんしも)の「いち龍」は、当時のお店に出入りをされていた方がされてらっしゃいます。
暖簾は引き継がれましたが、大将もおっしゃるとおり、味や向かうベクトルは当時のお店とは違います。
これはこれで応援です。
店内は清潔です。
大将が厨房、女将が接客という典型的な夫婦店です。
妻とデフォのラーメンを硬麺で注文しました。
そのラーメン、当時の「いち龍」とは全く違います。
豚骨スープ、濃厚は濃厚なのですが、久留米系の濃厚です。
呼び戻しをされてらっしゃるかどうかは分かりませんが、味でいえばそのままです。
しかも結構な濃厚、濃縮です。
パンチがあります。
しかし、獣臭をあまり感じません。
かよわい女性でも大丈夫です。
手間暇を掛けてらっしゃると洞察します。
防府市の「ドルフィン」が、防衛大学校に入学をして夏休みに帰省した時のようなスープです。
久留米系の濃厚さに、ちょっとしたたくましさを感じます。
麺は細いのですが、ややウェーブがかかっています。
博多人のように直毛ではありません。
シャキっとした腰はありませんが、宇部ラーメンほどにはくたびれません。
クチャクチャした食感になります。
硬麺でお願いをした私の希望に応えようとする必死さが伝わって来ます。
ノスタルジックにかられ、当時の「いち龍」の味を求めてお伺いしましたが残念ながら出会えませんでした。
しかし、抜群においしい久留米系豚骨に出会えました。
これで勝負をしてやろうという大将の想いを感じます。
私はこうしたこだわりが好きです。
おいしいラーメンです。

山口県で久留米系豚骨のナンバーワンはここでしょう。

住所:山口県下関市福江岡崎695-1(Yahoo!地図
電話:083-258-5055
営業時間:午前11時~午後7時半(月曜~金曜、祭日)、午前11時~午後8時(土曜、日曜)
定休日:水曜
らー麺:600円
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クルミ@山口県山口市 ☆☆ [山口県山口市]

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店外

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メニュー

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ラーメン

山口市に「クルミ」という喫茶店があります。
名前はされど、山口市民で知らない方はいらっしゃらないと思います。
老舗店です。
ラーメンも提供されてらっしゃいます。
オスプレイ・マンタさんのブログで知りました。
ラーメンも老舗です。
先日、初めていただきました。
昭和のラーメンでおいしかったです。
未訪の妻の希望と、確認の意味もあって再訪問しました。
店内は常連さんであろうと思われる方が各々の時間を過ごしてらっしゃいます。
スタバやマックと違い、ゆっくりと時間が流れています。
いい雰囲気です。
硬麺でラーメンを注文しました。
豚骨スープは、あっさり、いや、さっぱりしています。
しかし、薄っぺらくはありません。
いい塩梅(あんばい)です。
これがクルミの味、昭和の味です。
湯田温泉にあった「おそ松」もこのような印象でした。
懐かしいです。
麺は細く、エッジが効いています。
他店では見掛けない麺です。
硬麺でお願いしましたがポキポキはしていません。
しかし柔麺でもありません。
チャーシューも小ぶりで、昭和を演出しています。
こうして思うに、昨今のラーメンの味付けは濃いです。
この濃い味付けに、私は時々くたびれます。

これはこれでいいラーメンです。

住所:山口県山口市大手町1-2(Yahoo!地図
電話:083-922-5862
営業時間:
定休日:
ラーメン:550円
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六本木@山口県山陽小野田市 ☆ [山口県山陽小野田市]

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店外

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なべ焼きラーメン

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ぶっかけひやしラーメン

小野田駅前に開店した「六本木」にお伺いしました。
黄色いテントに“鍋焼きラーメン”と記してあります。
鍋焼きラーメンといえば、高知県須崎市のご当地ラーメンです。
私の少ない経験と情報から、山口県内で“鍋焼きラーメン”専門のお店は初めてかと思います。
テレビやインターネット等で拝見したことはありますが、未食です。
ウンチクもありません。
よって未知のラーメンです。
須崎商工会議所が鍋焼きラーメンのホームページを作ってらっしゃいます。
いいことです。
詳しくはそちらをご覧になって下さい。
なべ焼きラーメンとぶっかけひやしラーメンを、妻と注文しました。
まずは基本の売りであろう、なべ焼きラーメンです。
いけます。
なかなかいけます。
熱々の鍋で出てきます。
醤油ベースのスープです。
当たり前ですが麺は伸び々です。
いけます。
ラーメンというよりミニプチ鍋です。
斬新です。
これはこれで面白いです。
続いてぶっかけひやしラーメンです。
これもまあいけます。
醤油スープは魚介が入っているであろうと思われます。。
麺はなべ焼きラーメンと同じものです。
細いのですがちぎれません。
食べるのに苦労しました。
熱々と冷々とを同じ麺で賄うのは厳しいかもしれません。
大将、そして女将?はお二人とも若いです。
大将は寡黙であまり話しをしてくださいません。
女将?は気を使って話しをしてくださいます。
お二人とも初々しいです。
羨ましいです。
山陽小野田市に須崎市のご当地ラーメンを開店されたということが気になります。
なぜに山陽小野田市なのか、なぜに須崎市のご当地ラーメンなのか。
どうでもいいのですが気になります。
福島県白河市の「とら食堂」で修行をされた「侍@山口県山口市」は、山口県民向けの“白河ラーメン”、いや“山口侍ラーメン”として確固たる地位を得ています。
まだ須崎市のご当地ラーメンのコピーといった印象は否めません。
食べていて弱いです。
「六本木」には「侍@山口県山口市」のようなオンリーワンのラーメンになって欲しいと思います。
可能性を感じますし、着眼点が○です。

まずは心意気に“アッパレ!”です。

住所:山口県山陽小野田市日の出三丁目7-17(Yahoo!地図
電話:0836-83-0188
営業時間:午前11時~午後3時、午後5時~午後10時
定休日:
なべ焼きラーメン:580円、ぶっかけひやしラーメン:630円
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